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東京工芸大学
工学研究科建築学・風工学専攻
グローバルCOE支援室
〒243-0297
神奈川県厚木市飯山1583
TEL&FAX046-242-9658(直通)
E-mail:gcoeoffice@arch.t-kougei.ac.jp

博士後期課程(既存シラバス)

科目名 制振構造特論
英文科目名 Advanced Lecture on Structural Control
担当教員名 笠井 和彦
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
This course offers state-of-the-art knowledge and information on vibration control methods and building framing schemes. With construction of higher-rise buildings and longer-span structures, various problems need to be solved relevant to vibration and deformation. As the inherent damping or stabilizing ability of buildings and structural elements is not necessarily sufficient, particular methods and techniques for suppressing or minimizing vibrations and deformations of building frames and elements using auxiliary devices are necessary to assure the required performance. This course consists of two parts. The first part focuses on the inherent dynamic characteristics of buildings and structures and evaluation techniques, and various types of vibration control methodologies. The second part focuses on various methods for evaluating the effectiveness of passive control dampers and building framing schemes. The characteristics of four main types of dampers are explained. Design and analytical methods for three types of framing systems having distinct architectural features, damper connecting schemes, as well as control efficiencies are also explained.
授業計画
(1)Physical Causes of Damping in Buildings
(2)System Identification Methods
(3)Traditional and Multi-mode Random Decrement Technique
(4)Frequency Domain Decomposition Technique
(5)Dynamic Characteristics of Buildings and Database
(6)Damping Predictors
(7)Uncertainty of Damping and Reliability of Structural Design
(8)Various Means of Vibration Control
(9)Fundamental Theory of Passive Control. I
(10)Fundamental Theory of Passive Control. II
(11)Mechanical Characteristics of Dampers I
(12)Mechanical Characteristics of Dampers II
(13)Framing Systems and Their Control Efficiencies
(14)Analytical Methods for Passive Control Dampers and Systems
(15)Design Methods for Passive Control Dampers and Systems
履修上の注意 Students are strongly encouraged to complete "Advanced Lecture on Building Vibrations" and "Advanced Lecture on Mitigation of Natural and Man-made Hazards" prior to taking this course.
成績評価方法
及び試験方法
Reports (70%) and Attendance (30%)
教科書等 Part of the material is disclosed on the following web site: http://www.arch.t-kougei.ac.jp/tamura/index.html
備考 The course is given in English.

科目名 建築生産工学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Building Construction
担当教員名 早川 光敬
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
建築物の建設工法の合理化技術の習得を目的としている。その内容は,コンクリート部材の工場生産、建設の自動化・省力化技術、品質管理技術、及び情報の電子化技術等である。具体的には、まず建築部材のプレハブ工法、特にプレキャストコンクリート部材の工場生産とこれを現場で組み立てるプレキャストコンクリート工法、プレキャスト部材の断面を半分程度以下としたハーフプレキャスト部材とこれを用いたプレキャスト複合コンクリート工法、薄肉のプレキャストコンクリート部材を用いた打込型枠工法などの技術の現状と問題点について学ぶ。また、これらの組立てにおける自動化・省力化技術、及びこれらの部材に関する情報化・電子化技術について学ぶ。
授業計画

(1)RC造の通常施工法1
(2)RC造の通常施工法2
(3)プレキャスト化の基本
(4)プレキャスト部材の工場生産1
(5)プレキャスト部材の工場生産2
(6)プレキャスト部材の工場生産3
(7)プレキャスト部材の組立1
(8)プレキャスト部材の組立2
(9)各種プレキャスト工法1
(10)各種プレキャスト工法2
(11)生産技術1
(12)生産技術2
(13)将来展望

履修上の注意 特になし。
成績評価方法
及び試験方法
レポート(2回)により評価。
教科書等 資料を配布する。
備考

科目名 コンクリート工学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Concrete Engineering
担当教員名 早川 光敬
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
最近のコンクリート技術に関する知識の習得を目的としている。特に高強度コンクリートの技術と,環境問題に対応した技術について,最新の情報を含めて説明する。
授業計画
(1)最近のコンクリート用材料
(2)コンクリートの調合技術
(3)コンクリートの製造技術
(4)コンクリートの施工技術
(5)高流動コンクリート(フレッシュ性状)
(6)高流動コンクリート(調合)
(7)高強度コンクリート(強度)
(8)高強度コンクリート(施工)
(9)高強度コンクリート(品質管理)
(10)コンクリートの再生(リサイクルの現状)
(11)コンクリートの再生(再生骨材)
(12)コンクリートの再生(完全リサイクル)
(13)その他最近のトピックス
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
レポート(2回)により評価
教科書等 資料を配布する。
備考

科目名 建築学特別輪講 I
英文科目名 Reading of Special Issues on Architecture I
担当教員名 早川 光敬
単位数 2
授業区分 必修
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
工学分野での設計を行う際には、不十分な情報に基づいた意思決定を行わなければならないことが多い。特に、建築構造物は、地震や台風といった自然現象を相 手にしなければならないため、本質的に不確定な要因を含んでおり、決定論的に取り扱うことはできない。こうした不確定性を定量的に解析し、リスクを適切に 評価するには確率的な概念の導入が不可欠である。不確定現象のモデル化やシステムの信頼性評価などについて、今後の展開が期待される文献を選んで輪講する。
授業計画
・「最新の学術論文の読み合わせ」
・「理論的背景の調査、発表」
以上の項目を繰り返し行うものとする。
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
口頭試問による。
教科書等 一般に公開されている最新の文献を用いる。
備考

科目名 建築構法設計特論
英文科目名 Advanced Lecture on Detail Design of Building System
担当教員名 大野 隆司
単位数 2
授業区分 関連科目
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
構法そのものを対象とする建築構法特論や、そのあり方を対象とする建築構法計画特論をうけて,ここでは構法として総合化する設計手法,特に詳細設計をテーマに、実践的に学ぶ。
授業計画
(1)概論
(2)製作(部品)精度・誤差対応
(3)施工(位置)精度・誤差対応
(4)設計演習(1)
(5)温度変形対応
(6)乾湿(含水)変形対応
(7)荷重変形対応
(8)設計演習(2)
(9)生産・施工(MC)対応
(10)性能調整機能
(11)新・旧調整機能
(12)総合設計演習
(13)詳細設計総論
履修上の注意 特になし。
成績評価方法
及び試験方法
3回のレポートと英文文献購読の結果による。試験は実施しない。
教科書等 使用しない。
備考

科目名 建築史学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Historical Science of Japanese Architecture
担当教員名 清水 擴
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
わが国における建築史学は、明治建築界の大御所となる辰野金吾が、英国留学中に、日本における建築の歴史について尋ねられ、その不明を恥じ、後輩である伊東忠太に研究を託したことに始まるという。伊東により開始された日本建築史研究は、続く関野貞によってその基礎が確立された。関野らによる初期の研究は、古建築の遺構調査を主な手段としていたが、次の世代には文献を博捜・精読して一般史学にまで大きな足跡を残した福山敏男や、文献研究と遺構研究の双方によって日本建築史の体系化を試みた太田博太郎が現れ、日本建築史研究はその概形を整えることになる。その後、研究の対象は拡大化の一途を辿り、また問題意識も多様化して、現状の建築史界は百花繚乱のごとき観を呈している。本講義では伊東忠太以来、現在に至るまでの代表的な建築史学者の研究方法とその成果にスポットをあて、全体として、どのような道筋を描きながらわが国の建築史学が発展してきたかについて検証する。
授業計画
(1)江戸時代の住宅史研究
(2)伊東忠太
(3)関野貞
(4)長谷川輝雄と大岡実
(5)天沼俊一と浅野清
(6)福山敏男
(7)太田博太郎
(8)稲垣栄三
(9)井上充夫
(10)大河直躬・関口欣也・岡田英男
(11)戦後世代の建築史家たち
(12)近年の動向
履修上の注意 個人授業の形態となる可能性が極めて高いので、履修申告は慎重に行うこと。
成績評価方法
及び試験方法
全講義終了後に、「わが国における建築史学の発達と今後の課題」と題する討論を行い、それによって成績評価を行う。
教科書等 なし
備考

科目名 建築意匠学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Theory of Architecture
担当教員名 市原 出
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
建築意匠学は、実存的存在としての人間がいかに建築的空間と関係付けられるかを問うこと、そして、その具体的関係自体を論究することを一つの目的とする。建築の内部空間とは物理的に限定された空間である以前に、体験する個人の内在化された、或いは内在化し得る、少なくとも内在化の可能性のある空間として捉えることができる。それは,つまり、建築的空間の場所性について考えることを意味する。そうした理解に即して、博士前期課程で論じる建築の形態の問題、空間の問題を発展させ,建築的空間について、より包括的かつ具体的に論ずる。一方、建築意匠学の目標でもある、創作の問題に目を向け、上記の思索と創作とが如何に関連付けられるかを問う。具体的には、特定の建築家ないし建築家のグループを取り上げ、先ずその建築的空間に関する言説を整理し、建築的空間への個別的な思索として明確化する作業を行う。それに引き続いて、その思索とそれに導かれた創作のあり方の関係を論理的に説明することを試みる。
授業計画
(1)興味のある建築家の発見(1回)
(2)その建築家の言説の調査(3回)
(3)その建築家の作品の形態分析(4回)
(4)2と3の関係についての考察(3回)
(5)それらの総合(2回)
履修上の注意
成績評価方法
及び試験方法
特定の建築家の特定の建築作品について、その建築家の言説とその作品の形態、空間的特徴の関係を分析的に論ずるレポートを100点満点で評価する。
教科書等 なし
備考 担当教員:市原出

科目名 建築学特別輪講 II
英文科目名 Reading of Special Issues on Architecture II
担当教員名 鍛 佳代子
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期〜後期
授業内容
建築・都市空間を読み解く語り口は数多く存在する。これらは、視点の設定の仕方によって、同一対象である建築・都市空間が一義的でなく多様に定義できるからである。本講では、新たに建築・都市空間の特性や多層性を読み解くために、既存の都市・建築空間に関する定義を見直し、それらを考察・分析を行う。特に、対象として建築および都市空間の構成原理を表す定性的な理論および定量的分析手法に関する文献を選んで輪講する。
授業計画
(1)〜(4)都市空間構成の分析
(5)〜(9)計算機科学を用いた分析
(10)〜(13)伝統的集落の形態分析
履修上の注意
成績評価方法
及び試験方法
授業時に提出するレジュメ(50%)とその発表(50%)で評価する。試験は行わない。
教科書等 資料を適宜配布する。
備考

科目名 博士論文
英文科目名 Doctoral dissertation
担当教員名 各教員
単位数
授業区分
年次配当
開講区分 前期〜後期
授業内容
授業は行わない。指導教員の指導のもとに論文をまとめる
授業計画
授業は行わない。指導教員の指導のもとに論文作成計画を立てる。
履修上の注意 特になし。
成績評価方法
及び試験方法
論文審査は5名以上の審査委員により行い、内少なくとも1名の外部審査委員とする。博士論文審査に先立って公聴会が開かれる。
教科書等 なし
備考 担当教員:各教員