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博士前期課程(既存シラバス)

科目名 色彩工学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Colorimetry
担当教員名 仲谷 文雄
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
21世紀に入り、写真・印刷・テレビ・照明などのカラー技術はますます発展すると共に急速にディジタル化が進み、これまでのカラープリンタ・ファックス・コピアに加え、スキャナ、ディジタルカメラ(携帯電話に附属のカメラを含む)、ディジタルビデオなどの新しいカラー機器も急速に普及している。これからのマルチメディアの世界では、更に新しいカラー機器が出現するであろうが、これら多数のカラー機器を統一してカラー情報処理を行う「カラーマネジメント」の考え方が重要となってきている。光と色の定量化原理と方法を会得し、カラーマネジメントおよびナチュラルビジョンの最新動向を理解する。
授業計画
各回毎の(1)内容の概要と(2)到達目標を以下に記す。
1.(1)科目内容の説明,授業のねらいと方針、成績評価方法と その基準などを説明する。(2)科目の意義の理解。
2.(1)色彩工学講義(3章)および演習出題。(2)CIE表色系の成り立ちを習得する。また演習の内容を理解する。
3.(1)色彩工学講義(4章)。(2)均等な表色系の必要性とその種類・性質・用途を理解する。
4.(1)色彩工学講義(5章)。(2)測色値の測定と分光反射率から測色値を計算方法する手順を理解する。
5.(1)色彩。
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
試験は授業中に演習問題を出題する。演習問題の出来ばえの良し悪しを見て評価する。
教科書等 大田登著「色彩工学」(東京電機大学出版局)
備考

科目名 シミュレーション工学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Simulation Engineering
担当教員名 木下 照弘、後 保範
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
計算科学や数学の技法を応用し計算機による数値計算等で疑似体験し設計や解析に役立てようとすることがシミュレーション工学の目的である。この授業では、微分方程式でモデル化されるような事象を対象として、その解析方法等について学ぶ。
授業計画

(1)数値解析によるシミュレーション
(2)シミュレーションツール
(3)微分方程式と積分方程式の分類
(4)固有関数展開
(5)Green関数と展開関数(I)
(6)Green関数と展開関数(II)
(7)数値シミュレーションの実際と演習(I)
(8)変分原理
(9)有限要素法と境界要素法の原理
(10)有限要素法と境界要素法の実際
(11)差分近似の原理
(12)誤差解析
(13)差分近似の実際と実習(I)
(14)差分近似の実際と実習(II)

履修上の注意 授業はゼミ形式で行い、定期試験は実施しない。PCを使用する課題を出題するので情報処理センターでのアカウントが必要である。また、事情により授業を欠席した場合は、担当教員に連絡し、授業内容や課題について問い合わせること。
成績評価方法
及び試験方法
課題レポートおよび授業への参加度で評価する。
教科書等 特になし。必要に応じて講義資料を配布する。
備考

科目名 都市計画特論
英文科目名 Advanced Lecture on City Planning
担当教員名 岡井 有佳
単位数 2
授業区分
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
近年、環境への配慮から持続可能な都市づくりが都市計画のひとつの課題となっている。そこで、ヨーロッパの先進事例を通して、どのような都市が持続可能な都市なのか議論し、今後の日本の都市再生のあり方について一定の理解を深めることを目的とする。
授業計画
欧日の都市再生の先進事例についてのレポートを各人に課し、授業の中で発表・議論・講評を行っていく。
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
提出物と授業への貢献度を加味して評価を行う。定期試験は行わない。
教科書等 適宜、指示する。
備考

科目名 応用数学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Applied Mathematics
担当教員名 中根 静男
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
フーリエ解析について基礎的な事項を解説した後で、応用として、偏微分方程式の初期値境界値問題の解法について解説する。解法を習熟するだけでなく、現象を微分方程式で記述し、解の性質から現象の意味を推測する力を身につけるのが目標である。
授業計画
(1)三角関数の直交性
(2)周期が2πのフーリエ級数
(3)周期が2πのフーリエ係数の求め方
(4)フーリエ余弦級数とフーリエ正弦級数
(5)一般の周期関数のフーリエ係数の求め方
(6)フーリエ級数の収束
(7)偏微分方程式
(8)変数分離法
(9)常微分方程式の固有値問題
(10)偏微分方程式の初期値境界値問題の解法:重ね合わせの原理
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
平常点30%,レポート70%により評価する。
教科書等 参考書:フーリエ解析と偏微分方程式 数学教育研究会編 東京電機大学出版局 2000円
備考

科目名 国際コミュニケーションリテラシー
英文科目名 Global Communication Literacy
担当教員名 田邉 寛
単位数 2
授業区分 関連科目
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
国際化社会において研究者、技術者として英語を用い、より正確に、効率的に、効果的に研究内容、成果等を伝えるための「正確な英語の発音、イントネーション、適切な間の取り方、強調のし方等の周辺言語的知識の習得」、英語によるプレゼンテーション能力育成のための「発表計画作成、発表アウトライン作成、資料作成、模擬発表」、交渉能力、コミュニケーション力育成のための「英語による質疑応答練習」を行う。
授業計画
(1)イントロダクション。授業計画及び内容の説明、各自に必要な資料準備に関する説明等。各自の目標に関するニーズアセスメント。
(2)英語による研究概要を中心とした自己紹介。テーマの決定。プレゼンテーション計画作成。音読矯正。
(3)プレゼンテーション原稿作成方法、アウトラインノート作成方法。音読矯正。
(4)プレゼンテーション原稿作成、アウトラインノート作成。音読矯正。
(5)PC、書画カメラ、AV等
履修上の注意 実際の各自の研究テーマを題材とするので、事前に資料等を準備しておく必要がある。音読練習のために用いたい文献等あれば持参すること。
成績評価方法
及び試験方法
各自が作成した資料、音読、プレゼンテーションを評価する。必要に応じて筆記試験を行う。
教科書等 プリントを配布する。必要に応じて指示する場合もある。
備考

科目名 建築振動学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Building Vibrations
担当教員名 田村 幸雄
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
振動の問題は、耐震設計や耐風設計のみならず、使用性等の検証においても重要である。建築物の動的設計のために必要な振動問題や事例をもとに、ランダム振動論を講義する。具体的には、確率密度関数、パワースペクトル密度、自己相関関数、相互相関関数など基礎的事項の解説の上に、線形1自由度系のランダム応答に関して、インパルス応答、入出力相互相関関数、閾値超過問題,最大値の予測などについて述べ、更に線形多自由度系の応答についても言及する。建築構造設計に関するインターンシップでは,耐震設計、耐風設計などを行うが、地震力や風圧力がランダムな現象であることから、各種の確率統計的手法が採り入れられており、その前提となる知識と技術を習得する。
授業計画
(1)確率密度関数と確率分布関数
(2)定常確率過程とエルゴード確率過程
(3)同時確率密度関数と2次元確率分布関数
(4)自己相関関数と相互相関関数
(5)フーリエ積分とパワースペクトル密度
(6)パワースペクトル密度と自己相関関数
(7)相互相関関数とクロススペクトル密度関数
(8)周波数応答関数とインパルス応答関数
(9)入出力の相互相関関数
(10)線形1自由度系の応答
(11)包絡線の確率密度とRayleigh分布
(12)線形多自由度系の応答
(13)信頼度
履修上の注意 学部での建築構造 III(振動論の基礎)の履修が前提であり、復習をしておくことが望ましい。
成績評価方法
及び試験方法
出席状況(30%)、レポート(70%)で評価する。
教科書等 なし
備考

科目名 防災工学特論
英文科目名 Advanced Lecture on Mitigation of Natural and Man-made Hazards
担当教員名 田村 幸雄
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
建築物の耐風設計を中心として、自然災害や人的災害を対象とする広い意味での建築物の安全性の問題を講義する。再現期間、極値分布など基礎的事項の学習の上で、設計風速の評価,構造骨組みの風荷重評価、外装材の風荷重評価、居住性能評価などについて言及する。その結果、確率論に基づく安全性の考え方、信頼性理論、限界状態設計法などの本質を理解させる。インターンシップとして経験する構造設計は、建築物の安全性確保がその目的の一つである。ここでは構造骨組や外装材の耐風設計法を題材として、単に高度な技術を習得するだけでなく、安全性確保の意味、設計風速、風荷重を評価する上での考え方の本質など、構造設計に必須の理念を理解させる。
授業計画
(1)地震災害の概要
(2)風災害の概要
(3)雪災害の概要
(4)地震によるリスクと風によるリスクの比較
(5)再現期間と設計荷重
(6)極値分布
(7)応答評価法
(8)最大荷重効果と設計荷重
(9)等価静的風荷重とガスト影響係数
(10)構造骨組用風荷重の算定法
(11)外装材用風荷重の算定法
(12)風応答に対する居住性能評価法
(13)安全率と危険率
(14)各種モニタリング手法
(15)科学的議論に基づく防災
履修上の注意 学部での建築構造 III(振動論の基礎)の履修が前提であり,復習をしておくことが望ましい。
成績評価方法
及び試験方法
出席状況(30%)、レポート(70%)で評価する。
教科書等 なし
備考

科目名 RC構造特論
英文科目名 Advanced Lecture on Reinforced Concrete Structures
担当教員名 是永 健好
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
近年、都市部の超高層マンションをはじめとして、高層建築物へのRC構造の適用事例が増えている。本科目では、その状況を踏まえて、これら高層RC造に関して、材料の力学的特性から部材や骨組の構造性能などを主に授業を行う。内容は、時代的背景、実務事例などを紹介しながら、従来の普通強度材料を用いたRC構造との相違点や、プレキャスト複合工法なども含めた総合的なものを考えている。
授業計画
(1)なぜ高層RC建物が可能となったか?
(2)都市部の高層マンションブームはなぜ起こったか?
(3)高強度材料の力学的特性
(4)各種構造形式および構造システム
(5)柱部材の構造性能
(6)梁部材の構造性能
(7)柱・梁骨組の構造性能
(8)長大スパン構造(プレストレストコンクリート造)
(9)なぜプレキャスト化が必要か?
(10)最近のプレキャスト複合工法
(11)ユーザーから見たコンクリート材料の将来?
(12)これからのRC構造は?
(13)技術の最前線(現場や研究所など見学):時期未定
履修上の注意 RC構造や構造力学の基本的な知識があることを前提に授業を行う。
成績評価方法
及び試験方法
開講期間に適宜レポート課題(3〜5回)を示し、提出されたレポートの内容を主に成績評価を行う。
教科書等 適宜資料配布。学生の人数や知識レベルにもよるが、学生の事前調査に基づく討議形式の授業も盛り込みたい。
備考

科目名 構法計画特論
英文科目名 Advanced Lecture on Building System Design
担当教員名 大野 隆司
単位数 2
授業区分
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
具体的事例について、百分の一程度の建築企画案ができあがった状態から、五十分の一程度の基本計画案を作成するまでを想定し、安全性・耐久性・居住性・生産性などの視点で分析しつつ、計画案として総合化することを、実務に即して演習的に行う。
授業計画
(1)概説・構法計画の進め方
(2)事例1:安全性の視点
(3)事例1:居住性の視点
(4)事例1:耐久性の視点・生産性の視点
(5)事例1:総合化(プレゼンテーション)
(6)事例2:安全性の視点
(7)事例2:居住性の視点
(8)事例2:耐久性の視点・生産性の視点
(9)事例2:総合化(プレゼンテーション)
(10)事例3:安全性の視点
(11)事例3:居住性の視点
(12)事例3:耐久性の視点・生産性の視点
(13)事例3:総合化(プレゼンテーション)
履修上の注意
成績評価方法
及び試験方法
各回レポートおよび各段階におけるプレゼンテーションで評価する。試験は行わない。
教科書等 資料配付(教科書:無し)。参考書:「建築製図」、「新版 建築構法計画資料」
備考 インターンシップ関連科目である。

科目名 建築史特論 I
英文科目名 Advanced Lecture on History of Architecture I
担当教員名 海老澤 模奈人
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
西洋近代における建築思潮の展開について講義する。|近代は、建築に関するさまざまな問題が提示された時代であった。歴史的な様式や装飾との決別が試みられ、技術と建築の関わりが論じられ、大衆への効率的な供給のために建築の規格化が実践された。さらに、新しい都市の形とそこでの建築のあり方が模索され、ときに建築は、国家表象の手段として利用された。そのような問題は、多くの場合、特定の時代や地域、あるいは特定の建築家の活動に強く現れるものでもあった。この授業では、近代において特徴的な活動をした建築家を取り上げ、キーワードを掲げつつ、彼らの活動の歴史的な意義を解説する。
授業計画
(1)イントロダクション。近代建築史に関する基本文献の解題
(2)ゴットフリート・ゼンパーと様式
(3)ジョン・ラスキンと建築保存
(4)カミロ・ジッテと都市計画
(5)オットー・ヴァーグナーと近代建築
(6)アドルフ・ロースと装飾批判
(7)ヴァルター・グロピウスと建築の規格化
(8)ブルーノ・タウトと建築と社会
(9)ジュゼッペ・テラーニと建築と国家
(10)ル・コルビュジェと建築の20世紀
(11)ハンス・シャロウンと有機的建築
(12)ミース・ファン・デル・ローエとユニヴァ
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
授業中にレポート課題を出題する。小課題(20点)×3、期末課題(40点)×1の配点とする。
教科書等 特に指定しない。授業ごとに資料を配付し、参考文献についても指示する。
備考

科目名 建築設計計画特論 I
英文科目名 Advanced Lecture on Architectural Planning and Design I
担当教員名 鍛 佳代子
単位数 2
授業区分
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
既存の公共性の高いプロジェクトに対して、その問題のありよう、解決方法について講ずる。敷地にかかる様々な与件、法規、経済、施工等の観点から検討し、公共性という面から対象プロジェクトの条件整理と再検討と具体的事例に即しながら、各業務内容の比較分析を行う。
授業計画
(1)クライアントの要求の整理
(2)関連法規の理解1
(3)関連法規の理解2
(4)敷地等物理的条件の整理1
(5)敷地等物理的条件の整理2
(6)企画分析1
(7)企画分析2
(8)基本設計分析1
(9)基本設計分析2
(10)実施設計分析1
(11)実施設計分析2
(12)実例比較1
(13)実例比較2
(14)実例比較3
(15)総合評価
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
各段階におけるレポートで評価する。試験は行わない。
教科書等 資料を配付する。
備考 インターンシップ関連科目である。

科目名 建築設計特論 I
英文科目名 Advanced Lecture on Architectural Design I
担当教員名 鍛 佳代子
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
建築・都市設計に際し,設計視点の拡張のために世界各地の都市・集落を取り上げ,特にその空間構成について講義及び文献調査を行う。また,テーマに沿ったレポート提出がある。
授業計画
(1)出題
(2)〜(5)調査発表
(6)中間発表
(7)〜(12)研究発表
(13)提出・発表・講評
履修上の注意
成績評価方法
及び試験方法
授業時に提出するレジュメ(50%)とその発表(50%)で評価する。試験は行わない。
教科書等 資料を適宜配布する。
備考 都市 集落

科目名 建築設計計画特論 II
英文科目名 Advanced Lecture on Architectural Planning and Design II
担当教員名 八尾 廣
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
建築の設計に関連する様々な事象全般について、視野を広め、かつ深めることを目標とする。社会に固有の文化や知恵により連綿とつくられてきた優れた建築や住居、集落について考察することを通じ、建築の社会的な成り立ちを学ぶ。目を転じて現代の建築における社会的成り立ちを、さまざまな他分野との関わりを考察することを通じて認識し、建築の人や社会、未来に対する影響力への目を養う。
授業計画
(1)建築設計において何をテーマとするか
(2)建築家なしの建築1_伝統的集落への考察1
(3)建築家なしの建築2_伝統的集落への考察2
(4)建築と芸術1_絵画、彫刻1
(5)建築と芸術2_絵画、彫刻2
(6)建築と映像表現1
(7)建築と映像表現2
(8)建築と音楽1
(9)建築と音楽2
(10)建築と身体1
(11)建築と身体2
(12)現代建築考1_動く建築
(13)現代建築考2_自然と建築
履修上の注意
成績評価方法
及び試験方法
学期末のレポート課題で評価する。
教科書等 課題内容に従い、参考文献や参考事例を指示する。
備考

科目名 建築設計計画特論 III
英文科目名 Advanced Lecture on Architectural Planning and Design III
担当教員名 市原 出
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
建築とは内部空間をつくることと言ってよい。その際、内部空間とは何か、という問いが生まれる。過去に論考された建築の内部空間に対する様々な考え方を知ること、さらに、実存的空間との関係で内部空間を理解することを目的とする。
授業計画
序 建築空間とは何か
 1)建築空間概念の系譜
 2)実存について
(1)空間の概念
(2)実存的空間
(3)建築的空間
(4)内部と外部の問題、ないし、実存的空間と建築的空間の関係
履修上の注意 実存的空間を問題にした文献を事前に読み、各自準備したレジュメをもとに議論を行うので、講義時間外のロードは比較的大きい。
成績評価方法
及び試験方法
毎回提出のレジュメ(40%)と最終レポート(60%)で評価する。試験は行わない。
教科書等 ナシ。資料を適宜配布する。
備考

科目名 建築設計 I
英文科目名 Architectural Design Exercise I
担当教員名 八尾 廣
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 前期
授業内容
建築の企画から竣工までを想定し、各段階における業務の具体的内容を講ずるとともに、主として公共性のある建築を対象として、具体的事例に即しながら、各段階の業務内容のシミュレーションを行う。
授業計画
(1)建築設計の実務総論_実例を通して
(2)設計実務に関する制度
(3)クライアントの要求の整理
(4)敷地等物理的条件の整理
(5)設計のプロセス_企画から竣工まで
(6)基本設計1・デザインと技術の関係
(7)基本設計2・プレゼンテーションの仕方
(8)実施設計1・構造とデザイン
(9)実施設計2・設備とデザイン
(10)実施設計3・ディテールについて
(11)実施設計5・詳細図の作成
(12)見積と見積調整
(13)工事監理1・構造
(14)工事監理2・仕上
(15)竣工引渡、設計者の社会的意義と役割
履修上の注意
成績評価方法
及び試験方法
各段階におけるレポートで評価する。試験は行わない。
教科書等 課題内容に従い、参考文献や参考事例を指示する。適宜資料を配付する。
備考 インターンシップ関連科目である。

科目名 建築設計 II
英文科目名 Architectural Design Exercise II
担当教員名 市原 出
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
建築の企画から竣工までを想定し、各段階における業務の具体的内容を講ずるとともに、住宅建築を対象として、具体的事例に即しながら、各段階の業務内容のシミュレーションを行う。
授業計画
(1)クライアントの要求の整理
(2)関連法規の理解
(3)敷地等物理的条件の整理
(4)企画
(5)基本設計1・一般図
(6)基本設計2・プレゼンテーション
(7)実施設計1・平面図
(8)実施設計2・立面図
(9)実施設計3・断面図
(10)実施設計4・平面詳細図
(11)実施設計5・断面詳細図
(12)見積と見積調整
(13)工事管理1・構造
(14)工事管理2・仕上
(15)竣工引渡
履修上の注意
成績評価方法
及び試験方法
各段階におけるレポートで評価する。試験は行わない。
教科書等 ナシ。各回資料を配布する。
備考 インターンシップ関連科目である。

科目名 空気調和計画特論
英文科目名 Advanced Lecture on Air Conditioning
担当教員名 水谷 国男
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 後期
授業内容
空気調和設備設計の基礎となる温熱環境の基本法則に関して講義する。環境物理・化学・生物学の基礎および測定法を基礎理論を理解するとともに、人体の温冷感や快適感等,室内の温熱環境を計画・設計する上で必要な人体の生理・心理メカニズムを習得する。到達目標:温熱環境と人体生理の関係に関する基本法則を深く理解し、空気調和設備設計図書の作成業務を行う上で、最低限必要となる知識及び技能を身につける。
授業計画
(1)空気調和設備の基礎
(2)温熱環境要素とその計測
(3)空気環境要素とその計測
(4)人体エネルギー代謝
(5)温熱環境と体温調節機構
(6)寒冷・暑熱に対する生体反応
(7)被服の機能と被服気候
(8)人体からの対流・放射熱損失
(9)健康維持からみた温熱環境基準
(10)快適性からみた温熱環境基準
(11)全身温冷感と局所温冷感
(12)環境と心理および知的生産性
(13)快適性と省エネルギー
(14)空気調査設備設計図書作成演習(1)
(15)空気調査設備設計図書作成演習(2)
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
出席状況(30%)、レポート(70%)で評価する。期末試験は行わない。
教科書等 必要資料は講義中に配布する。
備考

科目名 修士論文
英文科目名 Master's dissertation
担当教員名 各教員
単位数
授業区分
年次配当 2
開講区分 前期〜後期
授業内容
授業は行わない。指導教員の指導のもとに論文をまとめる。
授業計画
(1)空気調和設備の基礎
(2)温熱環境要素とその計測
(3)空気環境要素とその計測
(4)人体エネルギー代謝
(5)温熱環境と体温調節機構
(6)寒冷・暑熱に対する生体反応
(7)被服の機能と被服気候
(8)人体からの対流・放射熱損失
(9)健康維持からみた温熱環境基準
(10)快適性からみた温熱環境基準
(11)全身温冷感と局所温冷感
(12)環境と心理および知的生産性
(13)快適性と省エネルギー
(14)空気調査設備設計図書作成演習(1)
(15)空気調査設備設計図書作成演習(2)
履修上の注意 特になし
成績評価方法
及び試験方法
修士論文の審査は、3人以上の担当教員から構成される審査委員会により行われる。
教科書等 なし
備考 担当教員:各教員