■教育研究プログラム: 耐風構造分野の教育研究では人類に対する愛情を,通風換気分野では地球資源に対する愛情を,風環境・空気汚染分野では大気環境への愛情を基本理念とし,国際的に真に活躍できる人材育成のため,従来に引き続き GLOBAL COE オープンセミナー(年 20 回),博士後期課程・国際インターンシップ制度(年 8 人程度), APEC 短期研修員制度( 3 ヶ月,年 10 人程度),風工学国際アドバンストスクール( 1 週間,年1回)を積極的に開催,運用する。さらに, VORTEX-Winds によるグローバルな革新的 CI 学習システムの利用,創造的なカリキュラムの形成と展開を図り,本拠点だけでなく,全世界の教育研究拠点の質の向上を実現し,若手研究者や学生の国際的リーダシップ能力の育成,風荷重/風環境評価法・実験法・シミュレーション/モデル化能力等を総合的に身につけた学生,技術者の社会への輩出を図る。
■国際的指導力の発揮: 国際風工学シンポジウム ISWE (3 回 ) , APEC 風工学ワークショップ APEC-WW (4 回 ) ,日韓風工学ワークショップ JaWEiK(5 回 ) など 5 年間で 20 回の国際集会開催,アジアパシフィック地域での風荷重基準や風環境指針類の調和のために構築された APEC 風工学ネットワークの維持活用, VORTEX-Winds による風工学サイバーインフラ建設でのリーダシップの発揮等々を通じ,国家間の経済,文化,技術の境界を超えた全地球的な風工学教育研究を展開する。 |