風洞は吹き出し式エッフェル型で、送風機、拡散胴、整流胴、縮流胴、測定胴、温度成層装置、床面加熱冷却パネル、および戻り気流冷却装置で構成される。送風機は直流5.5kWの両吸い込み型シロッコファンである。測定胴における最小風速は0.5m/sである。拡散胴には開口率61.5%のメッシュ4枚、整流胴にはハニカムとメッシュを1枚設置した。整流胴の縮流比は1:4である。縮流胴と測定胴の間に温度成層装置を配置して、測定胴内の気流温度を調整する。測定胴は幅1.2m×9.37m×1.0mであり、床面は6面の加熱冷却パネルで構成される。
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図1 温度成層風洞 |
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図2 温度成層風洞の概観 |
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